セキとコミ

  1. 小さな盤で見ます。黒は左上に目を1つ、白は右下に目を1つ持ち、2つのかたまりは a の空点を共有しています。
  2. 黒の呼吸点は、自分の目と a の2つ(印は黒の分)。白も同じく、右下の自分の目と a の2つです。
  3. 黒が先に a を詰めると、黒の呼吸点は目の1つだけ。アタリです。
  4. 白に目へ打たれて、黒はまとめて取られてしまいます。
  5. 白から先に詰めても、同じことが白に起きます。だから2人とも a には打たず、そのまま生きる。これがセキです。
  6. 数えるときは、この駄目を詰めずに「セキとして残す」と確かめます。
  7. 日本ルールでは、セキの駄目だけでなく、セキになっている石の目も地になりません(第八条)。中国ルールでは、その目も数え、セキの駄目は2人で半分ずつ分けます(中国の囲碁規則 第9条)。目を持つセキは、2つの数え方の差がはっきり出る例です。
  1. 囲碁は先に打つ黒が有利です。そこで、終局後に白へハンデを足します。これがコミです。
  2. コミがなければ、この盤面は黒の7目勝ちです。
  3. 日本棋院のコミは6目半(2002年から)、中国ルールは7目半。半目がつくので、引き分け(持碁)が出ません。