数え方 日本ルールと中国ルール
- 対局が終わった盤面です。日本ルールでは、地の目数を数えます。黒地は34、白地は27。
- 取られた石(アゲハマ)や、終局で取り上げた死に石は、相手の地を埋めるのに使います(第十条)。この対局では、取られた石はありません。
- 白にはコミの6目半を足します。黒34、白33.5で、黒の半目勝ちです。
- 同じ盤面を、中国ルールで数えます。盤上の自分の石と、自分の石だけで囲んだ空点を足します。純碁に地を足したもの、と言ってもよいでしょう。
- 黒は石10と空点34で44。白は石10と空点27で37。中国ルールのコミは7目半なので44.5。今度は白の半目勝ちです。
- 同じ盤面でも、数え方とコミが違えば、勝ち負けが入れ替わることがあります。比べるときは、どのルールで、どのコミかを必ず添えます(日本棋院は6目半、中国ルールは7目半)。
- 対局の最後、白がパスしている間に、黒が自分の地の中へ1手打ったとします。
- 日本ルールでは、黒地が1目減って33。33対33.5で、白の勝ちに変わります。
- 中国ルールでは、空点が石に変わっただけ。石11と空点33で44のまま。結果は変わりません。
- だから「最後まで全部埋めても同じ」とは教えられません。日本ルールでは、自分の地に手を入れるのは損です。日本ルールは「もう打たなくてよい場所」を数えるので手早く、中国ルールは「打ち切った結果」を数えるので考え方が素直です。