純碁 石の生存競争
- いよいよ B です。囲碁は「陣地取り」と説明されますが、もとをたどると石の生存競争です。取られずに盤上に生き残った石が、ものを言います。
- 純碁は、そのことをそのままルールにした遊び方です(王銘琬九段の考案)。最後に盤上に残った自分の石が多い方の勝ち。「地」という言葉を使いません。
- たとえば、最後がこうなったとします。数えるのは盤上の石だけ。黒43子、白34子で、黒の勝ちです。
- 取った石(アゲハマ)も、空いている点も数えません。盤の上に生き残った石だけが点になります。
- 純碁も、2人が続けてパスしたら終わりです。終わる前は、自分の陣地の空き地にどんどん石を置いていきます。1つ置けば1点増えるからです。
- 黒が a に置いて、1点増えました。
- では、残りの穴も埋めたら? 1つ埋めると、黒の大きなかたまりに残る穴は1つだけになります。
- 白が最後の穴に打つと、黒はまとめて取られてしまいます(D の例外)。
- だから、生きるのに必要な目(穴)は2つ残して終わります。
- そして、残した目は純碁では点になりません。ここが、次に見る「地」との分かれ目になります。