囲碁は本当に分かりづらいのか
- 囲碁のルールは「5つだけ」とよく紹介されます。A 交互に打つ、B 陣地を多く囲った方が勝ち、C 囲むと取れる、D 打てない点がある、E コウ。
- よく言われるのは「A〜C は5分で分かる。D と E で挫折する」という見立てです。
- ところが、入門者が実際に「分からない」と言う場所は、ほとんど B に集まります。「どうなったら終わりなのか分からない」「『囲む』とはどういうことか分からない」。
- たとえば、盤の真ん中(天元)に黒を1つだけ置いて、2人ともパスしたらどうなるでしょう。規約の字面どおりに読むと、黒が「盤全体が黒の地だ」と言い張ることさえできてしまいます。
- A・C・D・E は、盤面を見れば「打てるか」「取れるか」が1秒で決まります。B だけは、石が生きているか死んでいるかが分からないと決まりません。
- この講座では、1秒で分かる A と C から始め、「挫折の原因」と言われる D と E を片づけてから、本当の難所 B に取り組みます。最後は9路盤で1局打って、勝ち負けを数えるところまで体験します。