仕訳と簿記一巡

5要素と勘定科目

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  1. この動画では簿記の五つの要素と勘定科目を見ます。
  2. お話しすることは三つあります。
  3. 五つの要素、勘定科目、そして二つの表への分かれ方です。
  4. 一つ目は五つの要素です。
  5. 簿記ではすべての取引を、資産、負債、純資産、費用、収益の五つの要素に当てはめます。
  6. どんなに複雑な取引でも、分け先はこの五つだけです。
  7. 机で見てみましょう。銀行から600万円を借りて利息9万円を先に払った取引です。
  8. 五つの要素の箱を出して、動いたものを一つずつ入れます。
  9. 現金及び預金は資産、短期借入金は負債、支払利息は費用の箱です。
  10. 利息を払って現金が減ったことも資産の箱に入ります。
  11. 札に書かれた現金及び預金、短期借入金、支払利息という名前が勘定科目です。
  12. この札を左と右に並べたものが仕訳です。
  13. 二つ目は勘定科目です。
  14. 取引はさまざまなので、五つの要素だけでは大ざっぱすぎます。
  15. そこで要素の中を勘定科目というラベルで分けます。
  16. 本棚でたとえると、本を積み上げただけではどんな本があるか分かりません。
  17. 棚に分けてラベルを貼れば、ひと目で分かります。簿記も同じです。
  18. 五つの要素ごとに主な勘定科目を見ておきましょう。
  19. まず、資産は会社が持っている財産です。現金及び預金、売掛金、商品などです。
  20. 次に、負債は将来払ったり返したりする義務です。買掛金や借入金があります。
  21. それから、純資産は資産と負債の差額です。資本金や、稼いだ利益の積み上がりです。
  22. さらに、費用は収益を得るために使ったものです。売上原価や広告宣伝費があります。
  23. 最後に、収益は稼いだ金額です。売上高や受取利息があります。
  24. この五つの要素の中に勘定科目が並びます。
  25. この会社の一年分の帳簿を一つの表に集めると、勘定科目はこのように並びます。
  26. 三つ目は、五つの要素が二つの表に分かれることです。
  27. 資産、負債、純資産はBSに入ります。左に資産、右に負債と純資産です。
  28. 費用と収益はPLに入ります。左に費用、右に収益です。
  29. この左と右の置き場所は、仕訳をつくるときにとても大事になります。
  30. 右側の要素はお金の出どころのラベルと考えると、分かりやすくなります。
  31. この会社には、借りた600万円とクチヒゲさんが出した500万円が入ってきました。
  32. 同じ現金でも、出どころは三つに分けられます。
  33. 借りたお金は負債、もらったお金は純資産、稼いだお金は収益です。
  34. この三つのラベルで出どころを分けます。
  35. まとめます。取引はすべて五つの要素に分けます。
  36. 要素の中は勘定科目というラベルで分けます。
  37. そして五つの要素は、BSとPLの二つの表に分かれます。
  38. この三つが今日見たことです。
  39. 次は取引が財務諸表になるまでの流れ、簿記一巡を見ます。

簿記一巡

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  1. この動画では、取引が財務諸表になるまでの流れをひととおり見ます。
  2. お話しすることは三つです。
  3. 簿記一巡とは何か、その五つのステップ、そして机の上で一回たどってみることです。
  4. 一つ目は簿記一巡とは何か、です。
  5. 取引が帳簿に記録されて財務諸表ができあがるまでの流れを、簿記一巡といいます。
  6. 言いかえれば、簿記一巡とは簿記の流れのことです。
  7. 二つ目は五つのステップです。
  8. 簿記一巡には、取引を仕訳にしてから財務諸表をつくるまで五つのステップがあります。
  9. 一年の途中の期中に行うのはステップ一と二です。決算のたびにステップ三から五を行います。
  10. ステップ一は取引を仕訳にすることです。
  11. 仕訳とは取引を五つの要素に当てはめ、勘定科目を決めてふるい分けることです。
  12. 取引を勘定科目と金額で、左と右の二つに分けて書きます。書きためる帳簿を仕訳帳といいます。
  13. ステップ二は仕訳を総勘定元帳に書き写すことです。これを転記といいます。
  14. ステップ三は元帳の残高を集めて、残高試算表をつくることです。
  15. ステップ四は決算整理です。期末にまだ帳簿に入っていない取引などを書き足します。
  16. 一年の利益を正しく計算するための仕上げです。
  17. ステップ五は試算表から財務諸表をつくることです。
  18. この五つのステップが簿記一巡です。
  19. 三つ目は、この流れを机の上で一回たどってみることです。
  20. 取り上げるのは、銀行から600万円を借りて利息9万円を先に払った取引です。
  21. まず五つの要素に分けます。現金及び預金は資産、短期借入金は負債、支払利息は費用です。
  22. 次に、仕訳にして仕訳帳に書き足します。ここまでがステップ一です。
  23. 仕訳帳から総勘定元帳へ転記します。ステップ二です。
  24. 元帳の残高を残高試算表に集めます。ステップ三です。
  25. 試算表から財務諸表へ数字が届きます。ステップ五です。
  26. ステップ四の決算整理は期末に行います。机では決算の回で見ます。
  27. 全体を見ると、一つの取引が仕訳になり、帳簿を通って財務諸表に届いたことが分かります。
  28. このあとの動画では、一つの取引ごとにこの流れをたどります。
  29. 取引が変わっても、通る道は同じです。
  30. まとめます。今日見たことは三つです。
  31. 簿記一巡は取引から財務諸表までの流れです。
  32. その流れは五つのステップに分かれます。
  33. そして机の上では数字が玉になって帳簿から帳簿へ飛び、その流れが目で見えます。
  34. この三つが今日見たことです。
  35. 次は期中の取引の一本目、出資金の払込を見ます。