Step 1 会社設立

会社設立の取引1件から

字幕の全文

  1. この動画では、会社を設立した取引一件から、CF精算表を作ります。
  2. 使うExcelは三つで、取引モジュール、年次推移表、CF精算表の順につなぎます。
  3. 取引を仕訳にし、勘定科目ごとの残高にまとめ、その増減を、キャッシュフロー計算書の行に振り分けます。
  4. ゴールは、途中に置いたチェックが、すべてゼロになることです。
  5. まず、取引モジュールのブックを開きます。
  6. クチヒゲ商事は、一株一円で、300万株を発行して、会社を設立しました。
  7. 出資額のE11に、単価と株数を掛ける数式を入れます。
  8. Enterで確定すると、300万円になりました。
  9. 資本金には、出資額を半分にして、端数を切り捨てた額を入れます。
  10. 残りの150万円は、資本準備金です。
  11. この取引を、マネーフォワードに取り込める形の、仕訳にします。
  12. 借方は普通預金で、300万円です。
  13. 貸方は、資本金と資本準備金で、150万円ずつです。
  14. 借方の合計と、貸方の合計が、どちらも300万円で、そろっています。
  15. 二つ目のExcel、年次推移表を開くと、このブックにも、同じ仕訳のシートが入っています。
  16. 普通預金の残高を、SUMIFSで、仕訳から集計します。
  17. 条件は二つで、勘定科目が普通預金であることと、日付が期間の中にあることです。
  18. 借方の金額の合計から、貸方の金額の合計を引いて、残高にします。
  19. 300万円になりました。
  20. 資本金と資本準備金も、同じ形の数式で、150万円ずつです。
  21. ここで、一つ目のチェックで、資産の部の合計は、300万円です。
  22. 負債と純資産の部の合計も、300万円です。
  23. B26に、この二つの差を出す数式を入れます。
  24. 結果はゼロで、この表では、ゼロを横棒で表示しています。
  25. 三つ目のExcel、CF精算表を開きます。
  26. このブックには、取引モジュールと年次推移表のシートも、そのまま入っています。
  27. 左から、科目名、期首残高、期末残高、増減の順に並んでいます。
  28. 初年度なので、期首残高は、どれもゼロです。
  29. 期末残高は、年次推移表から、科目名で探して持ってきます。
  30. 科目名が見つからないときは、IFERRORでゼロを返します。
  31. 同じ形の数式で、資本金と資本準備金の期末残高も入りました。
  32. 増減は、資産なら期末から期首を、負債と純資産なら、反対に期首から期末を引きます。
  33. このため、資本金が増えると、増減はマイナスになります。
  34. ここからが中心で、増減を、キャッシュフロー計算書のどの行の動きかで、右の列に振り分けます。
  35. 資本金と資本準備金の増加は、株式の発行による収入の列です。
  36. 金額は、増減の欄から取らずに、取引モジュールの集計から持ってきます。
  37. 探す手がかりは、科目名と年度を、つないだものです。
  38. 取引モジュールの中の、年度ごとの集計表から、この行を探します。
  39. 最後にマイナス一を掛けて、増減と同じ向きにそろえます。
  40. 150万円のマイナスが、二行とも入りました。
  41. 普通預金の増加は、現金及び預金の振替の列へ、そのまま移します。
  42. 繰越利益剰余金の行は、税引前当期純利益の列で、会社を作っただけなので、今回はゼロです。
  43. 一番右の合計の列は、増減から、振り分けた金額の合計を引いたものです。
  44. この数式を、下の行へコピーします。
  45. 振り分け漏れが無ければ、どの行もゼロになります。
  46. 十一行目には、列ごとの合計を出します。
  47. 増減の合計も、合計の列の合計もゼロなので、二つ目のチェックも、通りました。
  48. 下半分が、キャッシュフロー計算書です。
  49. 列の見出しと、同じ名前の行に、その列の合計を、マイナス一倍して移します。
  50. 株式の発行による収入の300万円が、財務活動によるキャッシュ・フローになります。
  51. 営業活動と投資活動はゼロなので、現金の増加額も、300万円です。
  52. 期首の残高はゼロで、期末の残高は、300万円です。
  53. 最後のチェックは、この期末残高と、普通預金の期末残高との差です。
  54. ゼロになったので、三つ目のチェックも、通りました。
  55. まとめです。
  56. 会社を設立した取引一件が、三つのExcelを通って、キャッシュフロー計算書の一行になりました。
  57. チェックは、年次推移表に一つ、CF精算表に二つ置いて、三つともゼロになっています。
  58. 次のステップで取引が増えても、この流れは変わりません。
  59. この画面と同じ三つのブックを、ダウンロードできるようにしてあります。